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GNT-300PU3 (R07.02)製作事例紹介

  • 執筆者の写真: 管理部
    管理部
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

今回はNT-300PU3(PTO式油タンク一体)の製作事例を紹介します。

作業性、安全性、利便性の向上を目的とした様々な装備を追加しています。


■まずは各所の寸法確認からスタートです。



■ユーザー様より支給された工具箱をトラックへ据付します

特種工具場



■工具箱、ボンベホルダー、ホウキ立てを配置し、雨水の保護のため一枚板ボンベホルダー屋根も取付、安全性、安定性を確保しながら使いやすさを考慮しました。

トラックへの設備配置


PTOポンプをトラックのシャシー下部に組付けました

一般的にPTO(Power Take-Off)ポンプは、トラックのエンジン動力を油圧システムに伝えるために使用され、クレーン車やダンプカー、塵芥車など、様々な特装車に不可欠な部品です。


■油圧配管や電気配線も、それぞれ最適なルートを選定し、干渉や断線がないよう丁寧に引き回しました。接続部についても、オイル漏れや電気的トラブルが発生しないよう、確実かつ慎重に作業を実施しました。

配線と配管


前鳥居、投入口、材料取出口にそれぞれ作業灯を増設し、各作業ポイントでの十分な明るさを確保しました。また、自動温度調整器のすぐ横に作業灯スイッチを配置することで、材料取出口での作業のしやすさを向上させました。「区画線工事中」の一枚看板を設置し、作業中の周囲への注意喚起を促します。


■ ニーダー内部の材料の均一な撹拌を促す中間撹拌扇を追加し、作業効率の向上を図りました

中間撹拌扇

油タンク一体型はトラックの床下スペースに缶ホルダーを設置するなど有効活用し、車両全体の設計自由度を高めました。これにより、油タンクの日常的な点検やメンテナンスも容易に行えるようになりました。

ニーダー背面

私たちは、細部にわたる丁寧な作業を通じ、お客様のニーズに応え、より安全で効率的な作業環境を提供できるよう心掛けて製作しています。

お客様の用途に合わせた最適なカスタマイズをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ニーダー全体写真

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